図書館

図書館総合展2009に行った・・・が・・・

図書館総合展の一日目に行きまして、なんか書かなきゃいけないような気になったので書いてます。 私が参加したのは、「財政危機をチャンスに変える思考と戦略〜低成長時代の図書館サービス指導理念」だったのですけど、結局図書館ってなんのためにあるのよ?…

ARGフォーラム「この先にある本のかたち」に行きました。

第1回ARGフォーラム「この先にある本のかたち」(長尾真 国会図書館長×金正勲・津田大介・橋本大也+内田麻理香)に行ってきました。詳細な報告はかたつむりさんとこにあります。 いつもありがとうございます。以下は感想です。 自分が取ったメモを元に興味…

U40開催趣旨について。(追記)

主催者のひとりのご意見を読んだので、 これについてちょっと付け足しを。開催主旨についてだいぶわかりやすくなりました。 ありがとうございます。 とりあえず「前向きにいこうぜ」ってことだと飲み込みました。 でも、以下の部分はイベント運営をする上の…

U30のひとりです。

なんかこんな論争があったようで。 でもなんでこんなに論争になるのかよくわからないです。 わからないので久々に書いてみます。 出る杭は打たれるなんていうのはどこの社会にでもある話だから、ベテランに杭を打たせないようにというのはそんなに不思議な配…

ブックハンティングをどう使うか

少しブックハンティングの話を。ブックハンティングを、図書館員が捉えられてない蔵書に対する学生ニーズを把握するため*1と、イベントを通した図書館の宣伝のために使い、学生の購入希望制度と分業したらどうかなと思って考えてみた。 ブックハンティングの…

貸出履歴の話

おもしろくないはなしをします。 朝日新聞で取り上げられたのと、東京の図書館をもっとよくする会の記事が出たので盛り上がった話題みたいだが、なんか読んでいるうちに頭がこんがらがらってきた。混乱しているのは私だけかもしれないが…。 id:humotty-21:20…

昭和40年代の図書館マーケティング

図書館がマーケティング? で、実際やってんの? やってないよな。やってない。少なくとも私はやってない。先日、とある大学図書館の古い図書館報を読む機会があった。 昭和40年代のものだったと思う。(詳しくは忘れた。メモすんの忘れた。たしか昭和48年く…

ウェブアーカイブの現在と展望−国際連携に向けて−

水曜にNDLで講演を聞いてきた。技術的なことに無知なのと、英語力の不足で、分からないことも多々あったが、思ったより楽しめた。講演者のお三方の話から私が汲み取った議題は以下の4つ。 即、web archivingに取り組むべし。サイトは刻一刻と消えていってし…

第9回図書館総合展 2日目

相変わらずみなとみらいは無機質で不思議なところだった。午前中は1つフォーラムに出て、午後はシンポジウムに出た。とりあえずざっと書いておこう。 テクノロジー&マーケティング&デザインドリブンでこんな図書館できるんじゃない −Web2.0時代にみる図書…

敬称をどうするか。

図書館に勤務していると、利用者の敬称をどうしようかと迷うことがある。「さん」をつけるのか「様」をつけるのか。私の知っている公共図書館では、「さん」を付けている。大学図書館でも私の知っている限りでは「さん」だ。国会図書館ではどうだっただろう…

EBL?

EBL(Evidence Based Librarianship)についての雑誌の記事(情報の科学と技術 Vol.57, No.5(20070501) pp. 226-232*1)を読んだ。その名の通り、根拠に基づく図書館業務。でもこれだけじゃあさっぱりわからん。カレントアウェアネス-E No.97 2006.12.20に分か…

白手袋の真実?

図書館では、貴重書を扱うときにその資料が傷むのを恐れて、職員や利用者が白い手袋をつけることがあるのだけど、それがかえって資料に良くないという記事(http://www.hozon.co.jp/hobo/archives/200512/hobo_0512.html#tebukuro)を見つけた。こ、これは……

本の修復

ハーバード大学図書館に行かれている江上さんのブログに、こんな話(http://hvuday.seesaa.net/article/55982154.html)が書かれていました。ハーバード大学図書館は資料の保存に力を入れているのですねえ。資料を保存することが社会的に価値のあることだと…

小泉文夫記念資料室の管理体制

東京芸術大学には民族音楽学者の小泉文夫の蔵書、楽器等の資料を集めて管理している小泉文夫記念資料室があるのですが、その資料室の管理体制が変わり、資料室の資料が散逸してしまう恐れがあるという話をミュージシャンの大友良英さんのブログで読みました…

アウトソーシングのはなし(『情報の科学と技術』vol.57 No.7)

『情報の科学と技術』vol.57 No.7はアウトソーシングの特集号です。ちょっと記事を読んでみました。アウトソーシングをするのには目的を明確にしてからやらなければだめだと書いてありました。*1それはその通りだと思います。 結局アウトソーシングという制…

情報検索用サイト、データベース

とりあえずこの2つをメモしておこう。 http://www.jissen.ac.jp/library/ir-link.htm こちらは実践女子大学の図書館が作っているデータベースリンク集。 1つの大学の図書館がここまで作り上げるのは並大抵ではないと思う。Newspapers & News Media - ABYZ …

利用者のマナーと図書館員のマナー

最近電車の中で携帯電話で話している人をよく見かけます。耳が遠いのかもしれないがずいぶん大声で話している人と、肺活量が少ないのか口に手を当てて奇妙に小さい声で話している人に二分されるようです。どちらにしても電車の中で演説するにしては内容が乏…

図書館の資産

図書館の資産はいうまでもなく資料なんですけど、でも資産だということは、選書、保存、貸し出し、除籍などの一連の流れは資産運用だということになります。図書館は銀行や証券会社が資産を運用するのと同じくらいの緻密な計画を立てて資産である資料を運用…

図書館システムのオープンソース化

http://next-l.slis.keio.ac.jp/wiki/wiki.cgiというサイトで図書館システムのオープンソース化の試みをやっている。面白そう。私もなにかできることがあれば参加してみたい。