『地球へ…』

 『地球へ…』(http://www.terra-e.com/)という漫画家の竹宮恵子原作のアニメの最終回が終わってしまった。私は何でかわからないが宇宙ものがけっこう好きなんで、つい見てしまいました。1977年に描かれた漫画のようですが、設定としては今のほうがはるかに説得力を持つ設定だ。コンピューターによる管理体制、環境破壊などなど。人類が地球を出てしまっているという設定や、人間が自然分娩を行わなくなっているという設定などは樹なつみの『獣王星*1と似ているが、『獣王星』の方は1つの星のなかで物語のほとんどが進行するのに対して、『地球へ…』は宇宙が舞台になるので壮大な話になっている。
 原作は読んでないのでわからないが、アニメでは一人一人のキャラクターの葛藤がしっかりと描かれている。特にキース・アニアンというキャラクターはうまく描かれていた。いいアニメだったなあ。

*1:ちなみに『獣王星』もアニメ化されているが、私はこちらは漫画でしか読んだことがない。全五巻